「権利放棄」と「途中清算」でバイナリーオプションを戦略的に


 バイナリーオプションは通貨などの価格が、一定の期間のあいだに、あらかじめ定められた価格よりも上なるか、下になるかという事を予測する取引ルールで行われる投資になります。
こうしたバイナリーオプションですが、実はオプション取引と呼ばれる投資取引の一つのカテゴリーになっており、実際のところは「未来の売買予約の権利」を売買している投資になっているのです。

例えば、ここに1ドル200円の為替相場があったとしましょう。さらにこの為替相場のレートは2時間後に300円まで上がるだろうという予測があったとします。
しかし今手元には100円しかないために、200円のドルを買うことが出来ません。そこでこの50円を使い「2時間後に1ドルを200円で買える権利」を買っておくのです。
このことにより、2時間の経過後に300円にドルが上がったとしても、この権利を施行すれば100円で手に入れることが出来るため、利益を出すことが出来ます。
また、為替相場が相手になっている投資取引になりますので、レートが300円にならず下がっていくというケースも存在し、仮に先ほどの1ドル200円から1ドル100円にまで下がってしまったと仮定してみます。
この場合は、同じように「2時間後に1ドルを200円で買える権利」を買っていたとしても、100円に値が下がっている物を200円で掻くことになってしまうために、権利を使うことが出来なくなってしまうのです。

バイナリーオプションの取り引きの仕組みは、実はこのような形で出来上がっています。
こうしたバイナリーオプションで投資の的中率を上げていく為には、為替レートの動きをしっかりと分析し、予測の精度を高めていくことが必要になります。

バイナリーオプションでは、自らの立てた予測に対してチケットというものを買う形で投資を行うのですが、予測が当たった場合は、利益として予め決められている配当金を受け取ることができ、また予測が外れた場合は、チケットを買った投資資金をすべて失うという事で損失になります。
このように、投資を行う前からその最大利益と最大損失がはっきりと分かっているために、資金管理とリスクの管理がしやすく、このあたりも取引きの初心者に人気の秘訣になっているのですが、FX取引のように自ら利益を大きくしたり、損失を小さくして取り込む「損切り」ができない事が出来ず、積極的な投資取引が行えないことがデメリットでもあります。

しかしながら、取引業者によっては投資期間の満了を迎える前に、予測を立てて買ったチケットに対し「権利放棄」や「途中清算」というう事が出来る業者もあるのです。

これを利用することで、予測が明らかに外れてしまったチケットに対しては、その権利を放棄して、投資金額の幾らかを払い戻してもらうということができるために、全額を失うという事を避けることが出来ます。
また、予測は順当であったものの、期間満了前にレートが変動してしまう可能性が出てきた場合などは、途中清算を行って、配当金の幾らかを利益として受け取ることもできるのです。

このように、取引業者によっては権利放棄や途中清算の設定を使うことが出来るために、積極的な投資取引が行えるのです。
バイナリーオプションの取り引き業者を選ぶ際には、こうした設定があるかないのかという所も確認するのが良いでしょう。